はやしまほっとプラン2とは
第2次計画の基本理念は、第1次計画の基本理念を継承し、「手助けが必要な方の生活を町民同士で支える仕組みを創ること」、「社会参加の環境づくりに努め、町民同士のつながりを広げること」、「町民同士がお互いに気にかけ合える思いやりの心を育み、福祉への理解を進めること」という3つの取り組みテーマ(基本目標)を掲げ、活動の推進主体となる町民の皆さんや関係組織とその考え方を共有するものです。
国においては、少子高齢化や核家族化の進行、人口減少、地域のつながりの希薄化など、地域社会を取り巻く環境の変化や、それに伴う単身世帯の増加や社会的孤立などの影響により、国民の抱える福祉ニーズが多様化、複雑化してきており、子ども・高齢者・障がい者など全ての人々が地域、暮らし、生きがいを共に創り、高め合うことができる「地域共生社会」の実現が、今後の福祉改革の基本コンセプトとされています。
これを踏まえ、第2次計画では、本町における「地域共生社会」の実現に向け、町民の皆さんが身近な地区において、主体的に生活課題を把握して解決を試みる体制づくり(「我が事」の地域づくり)に努め、町域においても、育児、介護、障がい、貧困、さらには育児と介護に同時に直面する家庭などの、世帯全体の複合化・複雑化した課題を包括的に受け止められるよう福祉専門職間の連携による総合的な相談支援体制づくり(=「丸ごと」の相談対応)を促します。
=『はやしまほっとプラン2』は令和4年度から8年度までの5カ年計画です=
基本理念
町民の皆さんがより安心安全に生活できるよう、「我が事」、「丸ごと」の双方の体制づくりを進め、互いに循環させることが重要であり、生活上の困りごとを見逃さない意気込みで、町民の皆さんと福祉専門職の協働による支え合いのまちづくりを推進します。
町民の皆さんも福祉専門職も生活課題を抱えている人を見過ごすことのない温かい気持ちで、身近な問題を地域全体のものとして考え、みんなで連携し解決していく。早島町の将来を見据え、‘顔が見えるまち’だからこそ実現できる‘きめ細かに支え合えるまち’を目指し、みんなで協力して福祉の土壌を耕していきましょう。
計画の期間と位置づけ
第2次計画は、令和3年度を初年度とし、令和8年度を目標年度とする6か年計画とします。5か年計画であった第1次計画から期間を変更する背景として、今後は、行政計画である「早島町地域福祉計画」と歩調を合わせ、同期間で計画の推進や進捗評価、改定作業を行うことで、官民協働の役割分担による早島町全体の地域福祉を推進していくことを目的にしています。
なお、生活課題や社会情勢、福祉制度等の動向を踏まえ、計画期間内においても必要に応じて、評価や見直しを行うものとします。