福祉への理解
基本目標3 福祉への理解を進めよう!
住民一人ひとりが、地域のことや福祉に関心を持ち、家族や地域の暮らしの中にある個別の生活課題を「他人事ではなく我が事(自分事)」として理解し、手を差し伸べる機運を高めます。福祉活動の情報発信
①SNS を活用した情報発信
紙媒体による情報発信の工夫とともに、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用し、様々な福祉情報や活動を多世代へ迅速に発信できる仕組みづくりを進めます。
②多団体・多機関協働による連携講座の開講や広報発信
福祉や生活支援の住民ボランティア活動の担い手を継続的に育成するために、町民活動支援センターや社会福祉協議会、図書館や中央公民館等による連携講座や広報発信を行います。
③社会福祉協議会ボランティアセンターの役割の周知
地域で様々な活動の担い手や支え手のすそ野を広げていくためにも、その中心的な役割を担う社会福祉協議会のボランティアセンター機能の周知を継続して行います。
主な担い手と取り組み
- 福祉団体
- 社会福祉協議会
社会福祉協議会の『公式LINE』やインスタグラム等による福祉活動の情報発信
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 関係機関
- 社会福祉協議会
町民活動支援センターや社会福祉協議会、図書館や中央公民館等の協働による連携講座の開講や活動者募集
- 福祉団体
- 関係機関
- 社会福祉協議会
社会福祉協議会ボランティアセンターの役割周知や活動の依頼者や担い手の募集広報
福祉課題の発信と理解促進
④交通安全や特殊詐欺、防犯対策に向けた啓発推進
町内での交通量の増加に伴う子どもの登下校時や高齢者等の交通安全、不審者や特殊詐欺対策など、被害を未然に防ぐべく、専門機関と連携した情報提供や関連する住民活動の推奨を行います。
⑤人権侵害や差別偏見防止、虐待予防に向けた啓発推進
近年増加する町内への転入者や外国人と地元の人の相互理解の促し、児童や障がい者等の虐待防止、認知症等の判断能力が低下した方への配慮や支援活動への理解促進を図ります。
⑥生活や福祉の複合課題の情報発信
町内における様々に重複した福祉課題がある事例やその課題への住民協働の取り組み状況を可能な限り発信し、課題が他人事ではなく身近な我が事として、支援活動への理解促進を図ります。
主な担い手と取り組み
- 自治会
- 福祉団体
- 関係機関
交通マナー向上に向けた地域や各団体での講習や安全パトロール活動の推奨
- 自治会
- 福祉団体
- 関係機関
不審者や特殊被害対策に向けた地域や団体での講座の開催や防犯活動の推奨
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 関係機関
虐待発見時の対応や認知症の方への配慮、成年後見制度活用の情報提供や啓発講座の開講
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 社会福祉協議会
『暮らしの応援カフェ』での取組事例の発信と住民参加者の拡充
- 福祉団体
- 社会福祉協議会
民生委員や福祉活動員と『暮らしの応援団』の連携強化
地域における福祉教育の推進
⑦児童生徒の福祉学習の充実
教育委員会と社会福祉協議会の連携を中心に、子どもの思いやりや助け合いの心を育むことを目的とした福祉学習の機会や体験の場を充実します。
⑧住民への福祉啓発活動の推進
住民自身が福祉を身近に感じられるよう、福祉分野の各種講座や講演会、映画会等を開催します。また、行事を通じ、住民の方々へ町内の福祉活動の紹介や活動への参画をはたらきかけます。
⑨地域での福祉学習や体験の場づくり
子どもによる地域の課題調査やニーズに沿った活動を実践することで、子どものみならず、受入れ側の住民を含め、地域課題との関係性に気づき、地域のことへ関心を抱く場をつくります。
主な担い手と取り組み
- 福祉事業所
- 関係機関
- 社会福祉協議会
学校の総合的学習の時間における福祉教育の充実
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 関係機関
- 社会福祉協議会
子どもによる高齢者の生活支援を考える『子ども福祉活動員』活動の推進
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 社会福祉協議会
福祉や介護等の学習講座や講演会開催
- 福祉団体
- 関係機関
- 社会福祉協議会
町民向けや子ども向け福祉映画会の開催
- 福祉団体
- 社会福祉協議会
『住民福祉活動情報』の更新と発信
- 自治会
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 社会福祉協議会
『『福祉教育サポーター』の募集と実践
- 自治会
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 社会福祉協議会
『福祉のまち探検』による福祉学習
- 福祉団体
- 福祉事業所
- 関係機関
- 社会福祉協議会
ボランティア体験の受入れ先の拡充
住民の方が「我が事」として進めること
(町役場や社会福祉協議会の)福祉情報誌や回覧に目を通す
広報誌や回覧板等の福祉情報に目を通し、必要な福祉制度やサービスを活用しましょう。また、周囲の関係ある人に情報を伝達しましょう。
地区や町域の行事や講座に参加し福祉情報を得る
地区や町域で行われる行事や会議、講座等に参加し将来的に必要と思われる福祉情報を積極的に入手しましょう。
欲しい福祉情報を情報提供機関に伝える
広報誌や回覧板等で得ることができない福祉情報があれば、欲しい情報を情報提供機関(町役場や社会福祉協議会)へ伝えましょう。
地区での学習の機会をつくる
近所や自治会にはたらきかけ、身近な地区の住民同士で福祉の学習や体験ができる場をつくりましょう。
家族や仲間と学習の場に参加する
家族や仲間と地区や町域で行われる福祉学習や体験活動にできる範囲で参加し、自分にできることを考えてみましょう。
個人や仲間と一緒に活動や講座へ参加する
関心のあるボランティア活動や講座があれば積極的に参加したり、身近に関心がある人がいる場合は、その情報を知らせましょう。
活動の場を提供する
地区や所属の団体活動で、ボランティアを頼みたい場合や受け入れが可能な場面があれば、社会福祉協議会まで連絡しましょう。
必要な人材を社会福祉協議会に伝える
周囲にボランティア活動を希望したり、経験を活かした活動やプログラム提供が可能な人がいる場合は、社会福祉協議会まで相談しましょう。